環境への取り組み

環境に配慮した割り箸の再利用法

割り箸は木材を使用するため、割り箸の生産時に木を伐採し森林を破壊したり、その焼却処分時に大量の地球温暖化ガスを排出したりして環境に悪い影響を与えると考える向きもあります。
そのためSDGsの15番目の目標である「陸の豊かさを守ろう」という目標達成のためにと、割り箸からプラスチックの箸へと切り替える飲食店も増えてきています。

割り箸の利用は日本国内の林業振興に有効

日本の割り箸工場の数は、平成5年から平成15年の10年間の間に、半分以下に減少しています。
これは「割り箸が環境を破壊する」という間違った考えから、プラスチックの箸への転換やマイ箸を持ち歩く人の増加で割り箸の消費量が大きく減少したためです。

国内産の割り箸を利用しても環境破壊につながることはなく、間伐材や端材を有効活用することで、林業とそれにかかわる分野の収入源となり、その資金が山に還元されて森林整備を促進することができるのです。

飲食店が割り箸を使うことのメリット

飲食店が料理を提供する際に割り箸を提供するメリットとしては、いつでもお客様に新品で清潔な箸を使ってもらうことができるため、安心して使用してもらうことができるというものがあります。
現在のコロナ禍においては、特に再利用するプラスチックの箸に比べて割り箸のほうが清潔感があると感じられ、歓迎されるでしょう。
また、割り箸は当然のことながら一回で使い切るものなので、洗浄する手間を省くことができます。

また再利用するプラスチック箸を使う際には、使用しているプラスチックの箸を検品して劣化しているものを見つけ、それを分別し適切に処分する必要がありますが、割り箸にはそのような手間は必要ありません。
割り箸を利用するメリットには、このようなものがあります。

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